昨日は、出口先生の個人レッスンと教室レッスンを受けてきた。
(※発表会の日の個人レッスンは臨時的な短時間のものなので回数に含まず)
個人レッスンでは、先生が個人レッスン用に作曲された楽譜をいただき練習。
笛は、「上手く吹けずに難儀してますねん」と、蘭情管七本調子を使用。
蘭情管の特徴に合わせた唇の当て方なども、ご指導いただいた。
手にした楽譜を最初にぱっと見て、前奏部分の16分音符の羅列にギョッとする。
比較的易しい本編の部分から、先生のお手本演奏に続いて吹いていく。これは楽譜を見ながら初見で吹けた。ピアノをやっていたのが、ここで役立っている。
先生の作る曲は、とっても私好みで吹いていてとても心地良い。
先生がハモリパートを演奏して、二重奏もした。至福・・・


まだ先生の音を聴いたり、リズムを意識したりする余裕はなかったけど、綺麗にハモっているのを感じた時は、とても気持ち良かった。
が、前奏が想像以上に高度すぎる

先生の演奏を聴いて絶句(@_@;)
一音ずつゆっくりと、音符をいくつかに区切って・・・色々な方法での指の練習。
最初はもつれていた指も、今日の自宅練習では幾分か滑らかな動きになっていった。
兎にも角にも、反復練習あるのみ!
教室レッスンのカフェへ移動。
リズムレッスンは、今回も生徒さんのジャンベを叩かせていただきながらの練習。
普段の生活では、なかなかリズムを取る習慣が付かないので、レッスンではついつい頭で考えながらリズムを取ってしまい、指摘を受ける。
レッスンでは、メトロノームの音に合わせて、体でリズムを取りながらジャンベを叩き、自然とリズムに乗れる(リズムと一体となる?)状態にまで持っていく練習。
全身を、五感すべてを、リズム世界に浮遊させるようなイメージ?
日頃からリズム音楽に触れる機会を増やし、自然とリズムを刻んでいるという体質になるのが理想かなぁと。
和楽器をやるからと、和の曲からだけ学ぶのは間違いと気づかされた。
篠笛の教室レッスン。
今回から新しいお囃子曲をやる予定だったが、何と楽譜がまだ出来てない? え、吹きながら教える!?
というわけで、昔の民謡などのように「口伝」でのレッスンと相成った。何か興奮。
こちらも、基本は指の練習。
打ち指と並んだ音の指移動を、滑らかに、素早く出来るようになる練習。
指のどの部分で押さえると動かし易くなるか、開く指の動かし方、など。
一音ごと、ワンフレーズごとに練習・・・それらを繋げると、曲が出来上がっていく。
それを、呂音と甲音で吹く練習。
同じ音なのに、甲音になると途端に難しく感じる。音を出すのにまだ苦労しているので、それが押さえる指にまで影響してしまうのかも。
一音ずつゆっくりから始めて、どの音も確実に鳴るようにならなければ。
■ ■ ■
今回は、何気にフルコース(笑)。
でも、自分の中である覚悟が定まったので、これからは今まで以上に練習に身を入れて、1日でも早く上達できるように励みたい!

余談ながら、どうしようか悩んでいた
唄用の篠笛の事を、先生にご相談してみた。
唄用篠笛は、古典調篠笛からドレミ管が作られるまでの過渡期に作られた笛で、古典調に近いというお話をしてくださり、更には笛を手に取り、ぴぃひゃらとお囃子風に奏でてくださった。
なんと、 まんま祭囃子に聞える! 唄用の不安定な調律がこんな風に化けるとは!!
発想の転換。まさに、目から鱗。耳からも鱗!(笑)
これがとても面白く感じて、この唄用八本調子はこのまま持っている事に決めた。
将来どこかで、先生が吹いたような祭囃子(風)の演奏が出来るかも!
と、楽しみが出来た
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